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映画「蒼のシンフォニー」特別試写会に行ってきました。

蒼のシンフォニー

蒼のシンフォニーとは、茨城朝鮮高校三年生の祖国訪問を記録したドキュメンタリー映画です。
この映画の素晴らしさは、多くを語らずとも観ればわかりますし、ネタバレする恐れもあるので感想は割愛させていただきます。
朝鮮学校出身の方は懐かしさを覚え、日本学校出身の方は新鮮さを感じる、そんな映画ではないかと思います。

教え子が出ているので、試写会に訪れた方々とは違った視点で鑑賞していたのかも知れません。彼との思い出に浸りながら、泣き笑いさせていただきました。約90分間の上映でしたが、倍以上観たいぐらいでした。それぐらい引き込まれました。

教え子のエピソードを一つだけ。
彼の父親は、園児の頃から学校に連れてきては、次のような言葉を投げかけました。
「ここがお前の通う学校だ。寄宿舎で寝泊まりしながら通うんだよ。」
彼が入学したとき、男子寄宿舎生は彼一人でした。
そんな屈強に立たされながらもたくさんの方々の愛情を受けながら、たくましく育った彼の姿をぜひ観て下さい。
試写会をご覧になった方々も知人を誘ってもう一度劇場でご覧ください。このエピソードを知った上で観るとまた違った彼の姿が見えてくるかも知れません。

この映画で彼が有名になるかも知れませんが、安心して下さい。もうサインの練習をしているそうですよ。笑
来春公開だそうです。情報が入り次第お伝えいたします。